EDITER'S MEMO 東京メトロお客様センター篇 Apr. 2015 Update

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「東京メトロお客様センター」篇
— すべての撮影が終わったあとで —

今回の撮影では東京メトロお客様センターを訪れました。
撮影中も休みなくコールがなる様子に日頃のお問い合わせの多さを実感。
その数の多さもさることながら、簡潔で素早い対応を求められるものから、ご理解を充分にいただけるまでに多くのご説明を要する場合など、その対応も多岐にわたります。
その1件1件に対し、目の前にお客様がいらっしゃるように、凛とした姿勢を保ち、やわらかな口調でお応えしている様子はとても印象的でした。

遠い声を見つめながら。

声しか知らない。
声でしか会えない。

1本の電話からはじまる時間。
目の前にお客様がいるかのように
きちんと前を見つめながら応答が続く。
しぐさや姿勢は声という人格になるという。

まっすぐな背筋。
美しい後ろ姿。
それはそのまま真摯な対応を語る。

声が満ちているのに
意外なほど静かな空間。

戸惑いを安心に変えるために。
不安を微笑みに変えるために。
声が声を包む。

モノローグは続く。
だが、その向こうには
確かないのちの輪郭が存在している。

声でしか会えない。
声でしかつながれない。

だから、そのひとは声を心に変えて。

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